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分譲住宅を購入して後悔した事例とは?具体的な事例や後悔しないためのポイントなど解説

分譲住宅は、あらかじめ建てられた住宅を購入するもので、すぐに入居できるといったメリットがある一方で、完成された物件のため人によっては合わないといったケースもあります。

本記事では、分譲住宅の概要や実際に分譲住宅を購入して後悔した事例についてご紹介すると共に、後悔しないためのポイントや、分譲住宅のメリットについて解説します。   

分譲住宅を購入して後悔した事例

分譲住宅は、すでに間取りが完成していることから、いざ入居してみるとイメージと違ったなど後悔する事例があります。

どのような場合に後悔するのかを理解しておくと、事前の対策もしやすくなるでしょう。

分譲住宅を購入して後悔する主な事例としては、次の3つが挙げられます。

  • 間取りが使いづらかった
  • 日当たりが悪かった
  • 立地条件が悪かった

それぞれ詳しくみていきましょう。

間取りが使いづらかった

住み始めてみると、使い勝手の悪さに後悔するケースはよくあります。

すでに完成した状態で購入するため、間取りや設備の変更ができません。

稀に、建築前に購入できるケースもありますが、基本的には規格化された商品として購入するので大きな変更はできないでしょう。

分譲住宅は、万人受けするデザインであることが一般的なので、奇抜なデザインで使いにくいということはありません。

しかし、万人受けするからと言って、必ずしも自分のライフスタイルや家族構成にぴったり合っているわけではないため、以下のような不満は少なくありません。

  • 部屋が足りない
  • 家具を配置すると思ったよりも狭くなった
  • 扉や窓のせいで好きな場所にインテリアをレイアウトできない
  • コンセントが足りない

間取りだけでなく、「収納力」「設備などのグレード」にも注意が必要です。

分譲住宅は、内覧時の見栄えをよくするためにキッチンやリビングなどが広めに設計されている場合があります。

そうなると収納スペースが削られてしまい、実際に生活すると収納が全然足りないという状況になってしまう可能性があるのです。

また、コストダウンのため、設備や内装・外装のグレードも基本的に標準が低め、型落ち品というケースも少なくありません。

特に、内装・外装のグレードは断熱性や防音性などにも関わってくるものです。

購入費用を抑えられても、グレードが低いことで光熱費が余計にかかってしまうケースもあるので注意しましょう。

陽当たりが悪かった

一般的に、購入前の内覧は日中天候のいい日に行う人が多いものです。

そのため、内覧時には陽当たりが良いケースが多いでしょう。

しかし、実際に住んでみると、内覧した時間帯以外は陽が入らない、隣の建物の陰になってしまうなど、陽当たりの悪さを後悔するケースは少なくありません。

陽当たりが悪いと湿気がたまりやすく、カビや建物の劣化の原因になります。

また、室温も上がらず冬に寒くなることで、光熱費も高くなってしまうため注意が必要です。

立地条件が悪かった

分譲住宅を購入する際には、建物の間取りや設備にばかり注目し立地をしっかり確認していないケースで、立地の悪さを後悔することがあります。

そのため、以下のようなケースは少なくありません。

  • 夜が真っ暗になる
  • 通勤通学時間帯の交通量が多い
  • 買い物施設が近くにない
  • 騒音トラブルがある

建物の使い勝手の悪さであれば、リフォームなどで解消することも可能です。

しかし、立地の悪さは自分では解消できないので、我慢して生活し続けるしかなくなります。

分譲住宅を購入して後悔しないためのポイント

ここでは、分譲住宅の購入を後悔しないためのポイントとして、次の3つを解説します。

  • 購入前に家具の配置など入念にチェックする
  • 時間を変えて何度か分譲住宅を確認する
  • 周辺の道路を歩いて確認する

購入前に家具の配置など入念にチェックする

内覧する際には、実際の生活をできるだけ具体的にイメージすることが大切です。

家具や家電の配置場所や配置した時に不都合が生じないか、細かくチェックしていきましょう。

事前に配置予定の家具や今使っている家具の寸法を測っておくと、内覧時にサイズの確認もしやすくなります。

また、どれくらいの収納が必要かを判断するために、今どれくらいの収納物があるのかを把握しておくことが大切です。

これから建築する分譲住宅など、メーカーによってはある程度希望に対応してもらえる可能性があるので、相談してみるのもおすすめです。

時間を変えて何度か分譲住宅を確認する

陽当たりや周辺の様子は、時間帯によって大きく異なります。

内覧は1回だけでなく、時間帯や曜日を変えて確認しましょう。

朝夕と日中では、陽当たりや人の出入りが全く異なる可能性も高いので、通勤時間帯や朝・夜間は確認しておくことをおすすめします。

建物の内部に入れなくても周辺から確認するだけでも、購入後の後悔を減らすことにつながるでしょう。

周辺の道路を歩いて確認する

建物内部だけでなく、周辺環境のチェックも欠かせません。

周辺環境は、自分の足で歩いてチェックすることが大切です。

実際に歩いてみると、スーパーが思っていたよりも遠かった、坂が多くて徒歩や自転車は難しい、近隣が騒がしいなどにも気づきやすくなります。

子どもがいる家庭は、必ず通学道路をチェックしましょう。

実際に歩いてみると、坂道が多くて歩きにくい、通学道路の交通量が多い、死角になる場所が多いなどといった危険性にも気づけるでしょう。

分譲住宅を購入するメリット

分譲住宅は、特徴を抑えてしっかり選べばメリットも多くあるものです。

ここでは、分譲住宅のメリットとして、次の3つを解説します。

  • 比較的安価に購入しやすい
  • 購入前に建物の状況を確認できる
  • 短期間で入居できる

比較的安価に購入しやすい

基本的に注文住宅よりも価格を抑えて購入できるというメリットがあります。

分譲住宅は、間取りや設備の規格化や資材の大量発注などにより、コストを抑えて建築されているのが一般的です。

すでに間取りや設備がほどんど決まっっている状態なので、注文住宅のようにあれこれ希望を詰め込んで予算オーバーしてしまったということも起こりにくいでしょう。

また、土地と建物をセットで購入するため、資金計画も立てやすいというメリットもあります。

購入前に建物の状況を確認できる

既に完成している分譲住宅なら、実際に中をみてから購入できます。

注文住宅の場合、中を確認できるのは完成した後です。

それまで、模型や図面などで中の様子を教えてはくれますが、実際に完成してみるとイメージと実物にギャップが生じてしまう可能性もあるでしょう。

その点、分譲住宅であれば、中をみて生活イメージを具体的にしたうえで購入を決められます。

短期間で入居できる

完成済みで購入するので、購入すればすぐに生活をスタートできます。

注文住宅の場合、悪天候など想定外のトラブルで工期が延長するケースは少なくありませんが、状況によっては希望の入居日に間に合わないという可能性もあるでしょう。

分譲住宅であれば、入居までのスケジュールを立てやすく希望の入居日に間に合わせやすいというメリットがあります。

まとめ

分譲住宅について、購入して後悔した事例や後悔しないためのポイント、分譲住宅を購入するメリットについて解説しました。

分譲住宅はすでに建っている建物を購入するため、すぐに入居できるといったメリットがある一方で、一般向けに建てられるため、人によっては間取りが使いづらいと感じてしまうケースもあります。

分譲住宅はすでに建っている建物を購入するため、事前にチェックすることが可能です。

後悔しないためには、あらかじめ入念にチェックすることが大切だといえるでしょう。

タクトホームでは各地で分譲住宅を販売。

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