新築一戸建て

注文住宅の打ち合わせ回数や期間|一般的な流れも解説

注文住宅における住まいづくりでは、施主と建築会社との打ち合わせがとても重要な工程となります。一方、基本的な打ち合わせの回数や頻度、期間に疑問を抱いている方が少なくありません。今回は、注文住宅の打ち合わせにおいて一般的に必要とされる回数・期間や、基本的な流れをご紹介します。

注文住宅の打ち合わせが大切な理由

注文住宅は文字通りオーダーメイドで建てる住まいのことで、どのような家に住みたいのか、施主と住宅会社でイメージを共有し、段階的に作りあげていくのが一般的です。イメージ通りの住まいを建てるためには住宅会社との打ち合わせが欠かせません。

施主が素晴らしいアイデアを描いても、住宅会社がそれを形にできるかは別問題です。反対に、施主にアイデアがなく住宅会社に丸投げした場合も、理想的な住まいの実現が難しくなります。

そういった意味で、注文住宅は施主と住宅会社が「二人三脚で作る住まい」といえます。それぞれのアイデアと技術・知識を擦り合わせれば、施主がイメージする理想の住まいを実現できるでしょう。何度も打ち合わせ重ね、両者間のギャップを埋めるプロセスは、必要不可欠です。

建築会社にすべて一任するのもひとつの手ですが、それでは建売住宅と変わらないですよね。注文住宅は、より多くの工程を費やすほど、施主が求める理想的な住まいを実現しやすくなります。オーダーメイドである以上、予算に上限はありません。投じるコストに比例し、「できること」の幅は広がります。

注文住宅の平均的な打ち合わせ回数と期間

注文住宅の打ち合わせ回数と期間については、それぞれ目安となる数字が知られています。ただ施主に強いこだわりがあると、いずれも増える傾向にあります。

打ち合わせ回数は、平均で10~20回前後といわれています。どれほどの期間を要するか見ると、契約前と契約後にそれぞれ2~3カ月、着工後に3~5カ月かかりトータルでは半年から長ければ1年程度です。

部屋の間取りや内装、外観のデザインに対し、施主のこだわりが強いほど打ち合わせ回数・期間が増える傾向にあります。複数社から相見積を取った場合や、途中で考えが変わったときも、回数・期間は多くなるでしょう。

施主の住まいづくりのこだわりが少ない場合や会社によっては、数回の打ち合わせで着工する場合もあります。しかし、不満や後悔を残さないためにお互いが納得するまで話し合う姿勢が重要です。とはいえ、打ち合わせの回数が多過ぎると双方のストレスになる可能性は否定できません。一回一回の打ち合わせを有意義な場にすることが大切です。

打ち合わせを適切な回数・期間に留めるには、事前に打ち合わせ内容の優先順位を決めておき、その都度記録に残すのがおすすめです。

注文住宅の平均的な打ち合わせ回数と期間

注文住宅における打ち合わせの流れは、「着工前」「着工後」「引き渡し前」の3フェーズにわかれます。

1.着工前

着工前に話し合う主な項目は、住宅の仕様・部屋の間取り・室内設備・予算計画についてです。住宅会社にそれぞれの意向や費用感を伝え、どのような住まいを建てられるか確認します。あらかじめ何を聞くかリストアップし、担当者の回答をメモしておくと意見の食い違いを防ぎやすくなります。

2.着工後

着工後の打ち合わせは、予定通りに工事が進んでいるかを確かめる上で重要です。依頼内容に沿っているか、変更点がないか、作業進捗に問題はないかを細かく確認しましょう。なお、すでに着工後の打ち合わせではすでに工事が始まっているため、どうしても修正したい部分が見つかった場合は早めに伝えておくと良いでしょう。

3.引き渡し前

引き渡し前の打ち合わせは、完成した住まいに欠陥・瑕疵などがないか、最終確認をしまう。とりわけ問題がなければ住宅会社から新居が引き渡されます。一方、明確な欠陥が見つかった場合は修理・修繕工事が必要です。1回目の打ち合わせで何が問題か指摘し、2回目で解決策を確認する流れが基本となります。

まとめ

理想の注文住宅を建てるには、事前の打ち合わせが必要不可欠です。施主と建築会社の足並みが揃うと、イメージ通りの家づくりを実現しやすくなります。これからマイホームを検討されている方は、ぜひタクトホームにご相談ください。

タクトホームは、住宅ニーズの高いエリアに多数の店舗を展開し、一貫した運営システムを導入。当社の住宅ブランドである「グラファーレ」をはじめ、お客様の理想が詰まった住まいづくりをお手伝いいたします。

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