新築一戸建て

新築戸建て・マイホームは庭にこだわりたい?気を付けるべきポイントや活用法などをご紹介

新築を建てたいと考えている人の中には、立派な庭付きのお家にしたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、庭を設置するには十分な土地の広さが必要なだけでなく、費用もかかるため、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。本記事では、新築戸建て・マイホームの庭におけるよくある失敗事例や気を付けるべきポイントなどをご紹介するとともに、活用法についてもお伝えしていきます。

新築戸建て・マイホームの庭で気を付けるべきポイント

庭は一度作ってしまうと、後から作り変えようとすれば高額な費用がかかるため簡単に変更できません。

作ってから後悔することが無いように、作る前にしっかりと考えておきたいポイントがあります。

ここでは、庭を作る前に抑えておきたいポイントとして、次の3つを紹介します。

  • 目的を明確にする
  • 自動車や自転車の設置スペースを確保する
  • 安全性を考慮する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目的を明確にする

庭と言ってもそのデザインや仕上げ方法はさまざまあります。

どんな庭にしたいかによって庭の方向性も変わってくるものです。

まずは、庭の目的を明確にしてみましょう。

  • 子どもが遊ぶための庭
  • ガーデニングで植物鑑賞を楽しむ庭
  • 畑を作って野菜を育てる庭
  • とにかく手入れしやすい庭
  • ウッドデッキで過ごせる庭
  • 夏にバーベキューを楽しめる庭
  • ペットと遊べる庭

庭の目的は一人ずつ異なります。

まずは、あなたの庭でどう過ごしたいかを、家族と一緒にできるだけ具体的にイメージして目的を明確にしましょう。

目的が明確になれば、庭づくりもスムーズに進みやすくなるものです。

自動車や自転車の設置スペースを確保する

自動車や自転車の設置スペースが必要な場合は、あらかじめそのスペースを確保したうえで庭づくりを検討することが大切です。

庭づくりを優先させるあまり、気づいたら駐車スペースがなくなっていたというケースも珍しくありません。

駐車・駐輪スペースは後から設置するのが難しく、費用も高額になります。

また、日常的に利用するもののため、ちょっとした不自由でも毎日になると大きなストレスになる場合もあるでしょう。

先に駐車・駐輪のスペースを確保しておけば、残されたスペースで庭のデザインを考えられるので失敗が少なくなります。

駐車・駐輪スペースを確保する場合は、今の所有台数ではなく将来必要になるスペースも考慮しておくことが大切です。

将来的に車の数を増やす、子どもが大きくなったら大きな車に買い替える予定があるなら、そのことを考慮して面積やデザインを検討しなければなりません。

面積だけではなく位置も重要です。

玄関までの動線を考え、荷物が多い時や雨の日はどうなるのかなども含めて検討するようにしましょう

関連記事:新築住宅で駐車場を作るとき、気をつけたいポイントは?

安全性を考慮する

小さい子供を遊ばせる庭の場合、子供が転倒してもケガをしないようにクッション性のある芝生にするなど安全性も配慮することが大切です。

子供が遊んでいる様子に目が届くように、キッチンやリビングから見えやすいようにすることや植栽などで隠れないようにするという工夫も必要でしょう。

ご年配の方が利用する機会が多いなら、つまずきにくいような工夫も必要になってきます。

また、防犯面も大切です。

人が歩くと大きな音がする防犯砂利や、夜間でも暗くならないように人感センサー付きの照明を設置するなども考慮するとよいでしょう。

新築戸建て・マイホームの庭でよくある失敗事例

庭づくりで失敗しないためには、どのような失敗例があるのかを理解しておくことが大切です。

ここでは、庭づくりでよくある失敗事例として次の3つを紹介します。

  • 広さが足りない
  • 予算がオーバーしてしまう
  • 手入れの時間が確保できない

広さが足りない

敷地には限りがあるため、建物の分を広くとればその分庭に使える面積は狭くなります。

そのうえで、門扉や駐車場スペースなどを確保していくと、庭がさらに狭くなってしまうものです。

土地には建ぺい率が決められており、土地の時点で庭をどれくらい確保できるのかはある程度分かります。

必要な居住スペースを確保しつつ広い庭を検討するなら、土地選びの段階から必要な面積を把握して適切な土地を選ぶ必要があります。

関連記事:建ぺい率、容積率とは? 言葉の意味や計算方法を知っておこう

予算がオーバーしてしまう

庭づくりでありがちな失敗が予算オーバーです。

庭に使用する部材や植栽などはさまざまな種類があり、費用も大きく異なります。

また、庭を含めた外構費用は本体工事費とは別途発生するものです。

門扉や門柱・カーポートなどの外構費用は、建物費用の10%程が目安と言われています。

建物中心に家づくり費用を考えていると、外構費用がプラスされると予算オーバーになってしまう可能性があるのです。

家づくりの際には、建物費用とは別途外構費用が発生する点には気を付けて、家づくり総額で予算計画を立てるようにしましょう。

関連記事:新築の外構工事の流れや費用、種類は?おしゃれな成功事例も解説

手入れの時間が確保できない

ガーデニングを楽しもうと植栽を多めにした庭を作る方は少なくありません。

しかし、植栽の手入れは初心者には意外と難しいものです。

小まめに手入れしなければ植栽が枯れて見栄えが悪くなることもあるでしょう。

葉が落ちればその都度掃除も必要になり、敷地からはみ出て成長した分は剪定も必要です。

雑草が生えれば草むしりもしなければなりません。

庭の手入れは想像以上の手間と時間がかかるものです

小まめに手入れできる人であれば問題ありませんが、憧れだけで庭づくりを進めると後々管理し切れなくなる恐れがあるので、注意しましょう。

これからガーデニングを始めるという人は、いきなり多くの植物を入れるのではなく少しずつ増やして様子を見るのもおすすめです。

新築戸建て・マイホームにおける庭の活用法

新築でマイホームを持つ場合、マンションと大きく異なる点は「庭がある」という点です。

庭があると趣味のガーデニングや憧れのバーベキューを思う存分満喫でき、マイホームでの生活を充実させられるでしょう。

ここでは、具体的な庭の活用方法として次の3つを紹介します。

  • ガーデニングでおしゃれな家にする
  • 畑を作って野菜を育てる
  • 家族や友人とバーベキューなど楽しむ空間にする

ガーデニングでおしゃれな家にする

庭の活用方法として代表的なのがガーデニングでしょう。

色とりどりの花に囲まれた家は、外から見てもおしゃれで素敵な家に見えます。

趣味のガーデニングを思う存分満喫できるだけでなく、四季折々の花や緑に囲まれることで、家族も癒しを感じられるものです。

また、子どもがいる家庭でもガーデニングを通して子どもが自然や植物に興味を持つきっかけにもなるでしょう。

畑を作って野菜を育てる

家庭菜園で野菜を作る人も増えています。

自分が好きな野菜や季節の野菜を育てれば、とれたてを味わうことが可能です。

子どもと一緒に野菜を作れば、食育にもなり苦手な野菜でも食べてくれるようになるかもしれません。

広い庭でなくても、庭の一角でプランター栽培するなど面積に応じて楽しむことも可能です。

自分で育てて収穫できれば、家計の節約にも役立ちます。

家族や友人とバーベキューなど楽しむ空間にする

夏休みや週末に、庭で家族や友人とバーベキューを楽しむことに憧れている人もいるでしょう。

キャンプ場まで行かなくても手軽に家でバーベキューを楽しめるのは、庭があるからこそです。

本格的にバーベキューをする人なら、レンガでコンロやピザ窯なども設置でき、より趣味を楽しめます。

また、ウッドデッキを設ければ芝生を気にせずバーベキューでき、バーベキュー以外にもちょっとした食事や子どもが遊ぶスペースとして活用することも可能です。

ただし、バーベキューの場合は、煙やにおい・騒音で近隣の迷惑にならないように配慮する必要があります

庭の位置やフェンスでの目隠しも検討しておくとよいでしょう。

まとめ

庭を考える際に注意すべきポイントやよくある失敗事例、活用法をご紹介しました。

本文中でもご紹介した通り、家づくりを進める中でお庭づくりは後回しになってしまいやすく、後で広さやお金が足りないといったことになりやすい点に注意が必要です。

家づくりの計画を考える際には、庭を設置する目的を明確にしたうえで、庭の広さやコストを考慮して計画を進めていくことが大切です。

建物部分だけでなく、お庭にもこだわりたいという方は、実績豊富なタクトホームまでぜひ一度ご相談くださいませ。

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